小屋裏のスペース

一般的に木造2階建ての住宅は、2階の天井が高さ2.4m程度のところに平らにはられており、その天井裏を小屋裏と呼んでいる。屋根直下の階はその階の天井直上に断熱材が敷き込まれて、屋根からの熱を遮っている。これがごく一般的な断面構成で建築費用も上がったりしないが、敷地が狭いなど、充分な室内スペースが確保出来ない場合、この小屋裏を有効利用する事になる。所謂ロフト。高場の現場に行くと、ロフトがよくわかるようになっている。

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ロフトの天井高さは最大で1.4mまでなので測ってみると設計通り1.395mとなっている(笑)。正面は換気用の小さな窓。右の吹抜は子ども室とつながっており、左の開口部はフリースペースに連続している。

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上部にロフトがある分、子ども室の天井高さは抑えめ。でも壁天井が仕上がれば広く感じるようになる。

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2階は当面このまま広々と使う予定なので、天井の高さの変化が楽しめるようになっている。ベニヤの上に置かれた仕上げのサンプルを週末に決めると、いよいよ完成間近という感じになってくる。

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宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

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