窓枠の色

最近、サッシの枠や内部の木製建具の枠に色を着けたいと言われる事が多い。その場合、床や造作の家具類、柱や梁と言ったその他の木部も含めて、色を検討する事になる。色を着ける事自体にボク自身の抵抗は無いが、本来の枠の役割を考えて色を着けないと生活するのに気を遣うし、折角色を着けるのであれば綺麗に色を着けたいが、木部の着色は木によっても塗料の吸い込み具合が微妙に違うので、どうしても塗り斑が出来る。

 

O邸の内部は壁はクレイペイントで白っぽくなり、サッシも白にしているので、枠だけ木の色が出てくるのも変だろうと言うことになり、枠類はオスモの白で塗装する事に決定した。現在、部分的に枠を塗装中。

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枠材をスプルスにしたので、オスモで白く塗っても真っ白にはならず、

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壁に塗ってあるパテの白と、床材のパインの色と枠を見比べると、微妙に色の違いがあるのがよく分かる。サッシも実は白というよりはオフホワイトに近いので、むしろこのくらいの白の方が馴染むはず。

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宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

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