高校時代の同級生にかねてから誘われていた「ペレタイザー見学」に、かすみがうら市の伸栄工業さんへ訪問した。ペレタイザーとはペレットストーブの燃料になる木質ペレットを製造する機械。どんな機械かというと、
(伸栄工業さんのfacebookより転載 作業所にあった様子は企業秘密もあるかもしれないので写真は控えます)
こんな感じ。中央の丸いところからペレットがころころ出てくる。このペレタイザーの性能は、
1時間に500㎏のペレットを製造するらしく、通常のペレタイザーよりかなり高性能らしい。ちなみにペレットストーブで消費するペレットの量は1時間で1㎏程度なので、仮に18時~24時まで使うと6㎏/日。このマシンは1時間で一般家庭の2~3ヶ月のペレットを製造する能力があることになる。もちろん、価格も・・・約1200万円。
県内には残念ながらペレットを販売しているところが2箇所くらいしかなく、今後増えてくるであろうペレットストーブユーザーにとっては使用環境があまりにも整っていない。こんな高性能のペレタイザーを製造している企業があるのに、なんとももったい無い話し。
案内してくれた高校の同級生は「いばらき自然エネルギーネットワーク」(通称REN-i)の事務局長で、REN-iの活動を通じて伸栄工業さんとペレット普及を考えているが、現状ではなかなか課題も多く、優秀なペレット製造マシンはあるが、製造するための原材料の確保と消費するユーザーがいない、という状況。
そこで今日は・・・、なんとかこのミスマッチの状況を改善出来ないものか、少しでもネットワークづくりに協力出来ないものかと、いつもの・・・東海村の材木屋さんと一緒に(笑)ペレタイザーを見学に行って、これから少しずつ、REN-iの活動にも協力していこうかという事になった。なんせ材木屋の工場やプレカット工場からは大量の木屑が出るので、何とかして再利用したい・・・。
ペレットストーブを実際に見たい方は水戸市・つくば市の頑固おやじや鹿島市の積水ハウス展示場で見ることが出来ます(笑)。うちの事務所にも来シーズンあたりオルコット入れようかなぁ・・・。
{socialbuttons}