昨日は昨年から土地を探していたM邸の設計監理契約の日。
途中、震災の中断期間を挟んでちょうど1年間の土地探しになった。
土地を探す場合、平均しても本格的に探し始めて半年くらいかかる。
探すエリアが決まって無い場合はまずエリアの絞り込みから始め、
エリアが決まっている場合は、そのエリアから良い物件が出てくるのを待つ・・・。
おおよそ、希望に合う土地が見つかった時点でボクの方でラフプランを作成し、
購入するかどうかの判断材料にしてもらう。
相当条件の悪い土地でも、実際にプランを見れば、
ちゃんと日当たりもとれ、使い易い住まいが出来る事を理解して頂けるので。
それが終わって不動産会社と値段交渉。それもボクが代理で行うことになる。
価格の折り合いがつき、購入が決定し、土地契約の事務手続きを待つ間、
ボクの方では正式な初回プレゼンを行うことにしている。
M邸も先月初回プレゼンを行った。
特に平屋を希望されていた訳ではないが、それまでのご夫婦の話を総合すると、
平屋の提案がベストと考え、オープンガレージを兼ねた広めの玄関ポーチを持つ平屋でご提案。
外構を含めてこれ以上無いくらい使い勝手の良いプランが出来た。
そして昨日、晴れて設計監理契約となる。ここまでの作業で費用を頂く事は無い。
設計監理契約を結ぶ場合、気になるのは設計監理料だと思うが、
一般的な工事費に対する料率ではなく、坪数(面積)×5万円の定額制としている。
その方が金額の出し方が明確なので。
結局、設計事務所に自分たちの住まいの設計を依頼するというのは、
住まいづくりの総合窓口を設計事務所1箇所に集約すると言う事になる。