旭町S邸

午前中、旭町S邸へ。先月半ばに発生した、玄関前の軒天に出来たシミの補修。

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最初は雨が吹き込んでシミが出来たか?という感じだったが、屋根を調べてみると、

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下屋が外壁をぶつかるところの雨返しがちょうど、外壁の繋ぎ目に揃っていたために、どうもそこから伝わって外壁の中に侵入し、軒天にシミが出来たようなので、改めて来週火曜日に板金屋さんに来てもらって、雨返しのあたりを調整してもらう事になった。

軒天は竣工後に、手直しする事が意外に多い場所で、設計としても軒天の仕上げをどうするのが一番良いのか、実は結構答えを出すのが難しいところ。一般的には今時の軒天は既製品の防火軒天材を使用しているはずだが、なかなか他の外部の仕様にテイストの合うものが無く、通常は無塗装の防火軒天材に塗装して仕上げている。どうしても省令準耐火構造にするために、木の軒天にするわけにもいかず、だからと言って昔ながらのモルタル塗りではコストもかかるので。

軒天の件で・・・震災の半年くらい前だったので・・・もう4年前になると思うが、元吉田町に新築したKS邸のご実家のお父さんから「昔のモルタルの軒天は上部だったよね」と言われた事が未だに鮮明に記憶にあり、そのために、例外的にKS邸の軒天は通常のフラットな塗装ではなく、ざらざらとした吹き付け塗装にしてある。この軒天が今後、どの程度、フラットな塗装に比べて経年変化していくか。今は見守っている段階。

そもそも、軒を出すか出さないか、ボクの頭の中では単なるデザインの問題だけでなく、耐久性を含めてこの軒天の仕上げをどうするか、未だに悩ましく、そのために2階建ての屋根では軒天のメンテナンスの事も考えて、軒を出さない事が多く、出しても出来るだけ短めにしている。平屋ならメンテナンスもしやすいので軒を出す事が多いが。

もう何軒も住宅の設計をしているが、常に最善の選択をしながら設計をしているつもりでも、後になってから出てくる課題も色々あって、だからこそ住宅の設計はやりがいのある仕事なんだと思う。

 

 

旭町S邸

先週前半からどうも自宅のPCの調子がすこぶる悪く、原因究明・原状回復にかなりの労力を費やしたが、windowsをバージョンアップしてからはなんとか通常通りの使用が可能になった。ただし今度は仕事に使っているアプリケーションのインストールと・・・。ともかく大事なCADデータは失わなくて済んだので一安心だったが、ipadを接続して同期しょうとすると相変わらずフリーズ・・・。

 

昨年末に頼んだ旭町S邸の表札がボクの手元に届いて既に1ヶ月近く経ち、車に積んであるもののずっと取り付けに行けなかったが、ようやく昨日は移動途中に時間が空いたのでS邸に立ち寄り、

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無事取り付け終了。ステンレス製のインターホンカバー兼用タイプで玄関まわりがシンプルにすっきりする。大きさは200mm角、書体もシンプルにCentury Gothic。

 

伺った時はちょうど知人へのオープンハウスだったようで(笑)、子どもたちの賑やかな声から楽しそうな雰囲気が伝わってきた。今回も発注からずいぶん時間が経ったにもかかわらず「忙しそうだからそのうち来るんじゃないのー、って主人と話してたんですよ」と相変わらず施主にこちらの状況を受け入れもらってばかりのダメな設計屋なので、いい加減にこの状況を改善しないといけない・・・。

旭町S邸

ようやく竣工写真が手元に届いたので、何点かセレクトしてみると・・・、

 

外観1。

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ルーバーのところが室内から続く庭の一部、ソラノマ。

 

外観2。

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こちらのアングルの方が全体の構成はわかりやすいか。それにしてもこんなに南側に窓の少ない住まいも珍しいかもしれない。

 

内観1。

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玄関。内部、外部ともも色味は白をメインにアクセントにダークブラウン。

 

内観2。

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キッチンからスキップフロアを見たところ。左がソラノマ。ダイニングから連続するように2本引きフルオープンサッシにしている。

 

内観3。

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1FLより200mm下がったリビング。初登場ペレットストーブはここに置かれている。ペレットは前面のみ熱くなるので、背面や側面は木にしている。

 

内観4。

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洋室1。床はカーペット、天井の一部を杉板にして、他の部屋より落ち着いた雰囲気としている、はずなんだが、窓が明るすぎて写真が白くなってるので、雰囲気が伝わらないか(苦笑)。

 

内観5。

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サニタリールーム。造り付けの大きな鏡や人大のカウンター、そしてアクセントに黒いタイルを選ぶあたりは施主のセンスの良さ。

 

内観6。

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こちらもオーダーメイドのキッチンとバックセット。キッチンは側面までステンレス製。設備的にも2口IH+2口ガス、そして背面にはビルトインオーブン、足元で見えないのが残念なアスコの食洗機というこだわりっぷり。吹き抜けに面しているため、柱と絡んだデザインとしているところがオーダーならでは。

 

実際、これだけスッキリと見せるために、設計も施工もかなりのエネルギーを使ったわけで、写真ではとてもそういう細部まで伝え切れず・・・、そう考えるとオープンハウスが出来なかったのが設計屋としては非常に残念だったが、まぁこれも巡り合わせ。春までにうちに庭師に(笑)、樹を何本か選んでもらう予定。最近は・・・庭師さんも大活躍だ(笑)。

 

旭町S邸

毎度の事ながら、連休明けの火曜日は忙しい一日・・・。

 

朝イチで太田の建て方の現場へ行き、一旦事務所に行ってから、昼から旭町S邸の現場。

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足場が無くなるといよいよ完成間近という雰囲気になる。今日はステンレスで製作した手摺の取り付け。こうして見ると、1階の手前に張り出しているところは何の部屋なのか、2階に、しかも南側なのになぜ窓が少ないのか、等々、あまり常識的な間取りでないのが外観から解る(笑)。

 

内部では建具の塗装中。

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とても現場で製作しているとは思えないキッチンの収納。シナの引き出しもこれから白く塗装する。

 

玄関ドアも納まった。

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色はこちらもウォールナット。

 

今月の23か24日に開催予定のオープンハウス時に、出来るだけ雰囲気をわかって頂けるようにと当家にもご協力頂いて、家具やテレビの搬入、ソラニワの植栽なども進めさせて頂く事になったので、早速明後日あたりからソラノマに合う小ぶりで樹形の抜群に綺麗なアオハダあたりを探しに行こう・・・。

 

旭町S邸

月曜日は旭町S邸の現場定例打合せ。

 

最初に外部の確認。

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外部の木部も塗装済み。内部もだいぶ塗装は進んでいる。手摺ももうすぐ付く予定。

 

S邸は間接照明が多く使われているので、下から・・・上から・・・照明器具が見えないかどうかの確認・・・。

 

最初は玄関収納下部。

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ここは下から見える事はないので大丈夫。玄関床のタイルも反射性の低いタイルを選定しているので、反射して器具が見える事はないはず。

 

キッチン収納のライン照明。

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溝にほっそ~いLEDのライン照明が入る。ここは間接照明というよりライン照明。

 

リビングの壁上部。

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電気の配線が出ている位置が壁に近く、壁よりに照明器具がつくと、リビングに座った時に器具が見えそうだったので、幕板寄りに器具を付けるよう確認する。

 

本棚の下にも間接照明。

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こういう場所は下から見えやすいので要注意。

 

同じように本棚の上にも間接照明。

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ここも吹き抜けの上から目線で見えないように要注意。壁から出ている2本の配線はスポットライト用。本棚の間接照明はあくまで演出照明なので、日常的に夜間の階段昇降時にはスポットライトで階段部分全体を明るくする。

 

洋室のブラインドBOX上部にも間接照明。

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ここも上から見る視線はないので大丈夫。それにしても木部が濃い茶色に見えるが実際は、

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もう少し明るめ。

 

これだけ間接照明を使っていれば・・・引き渡し後の友人向け内覧会は・・・きっと夕方日が落ちてからの開催になるはず(笑)。

 

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