宇津建築設計事務所ブログ

先月10月は9月とうって変わって雨の影響も少なく、U邸の基礎工事は順調に進み、型枠もバラされて出来形がわかるようになっている。

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ほぼ総2階のボリュームなので基礎は比較的小ぶり。でも・・・小ぶりながらも・・・そこいらへんの住宅の基礎とは細部へのこだわりが違っているところを紹介すると・・・、まずは基礎の高さ。通常、基礎の高さは地盤面から400mmの高さ。建築基準法では300mm以上という基準があるが、住宅の標準仕様書と言うべきフラット35の仕様書が400mmなので、いま建築されているほとんどの住宅の基礎は、特別な条件が無い限り400mmのはず。ボクも今までは400mmにしていたが、今回は100mm程度高くしている。具体の寸法は・・・内緒で。もちろん、高い基礎にすればコストも一緒に高くなるので、実際どれくらいコストアップするか、鉄筋量とコンクリート量を算出して検討済み。比較したのは、

1.基礎高さ400mm+基礎幅内外150mm ← これが今までの仕様

2.基礎高さ約500mm+基礎幅内外150mm ← 今回採用した基礎仕様

3.基礎高さ約500mm+基礎幅外周150mm+基礎幅内部120mm

結果として、全体コスト配分の中で充分消化可能との判断で2を採用した。ちなみに3については、今回は上部構造を外周120mm角、内部105mm角の柱を採用しているため、バリエーションとして検討した。外周を120mm角にしたのは、大宮と東海村の現場で使った断熱材の厚さが105mmだったために、実際かなり現場の大工さんたちが苦労していたのを考慮してのこと。

で、なぜ基礎を高くするか、どんなメリットがあるか言うと、

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人通孔部で基礎主筋を切らずに済むため。もちろん人通孔まわりに補強筋は入れるが、個人的にはこの主筋を切らずに済むというメリットは大きいと考えている。その分、人通孔の高さはギリギリ300mmになるが、400mmの基礎に比べても50mmしか変わらないので、なんとかメンテナンスにも影響ないはず。そしてこの人通孔を設置する場所も入念に検討し、主筋の補強が少ないところに設置している。そして、これも通常、給排水の配管などはこの人通孔を通していくが、人通孔に配管があるとメンテしにくくなるので、別個に専用のスリーブを空けている。基礎屋さんの手間はずいぶん増やしてしまっていると思う。

そして断熱は標準にしている基礎断熱。

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使っている断熱材はスタイロフォームATという基礎用にシロアリ対策が施されている断熱材。今まで使ってきたスタイロFGという断熱材の方が、断熱性能はずいぶん良い割に平米単価が安かったが、今後は出来るだけATにしようと考えている。ただ札幌の現場もFGで基礎外断熱なので、絶対AT、という程はシビアに考えていない。

これから残っている平部の断熱材も貼れば基礎は完了。天端レベルの施工精度も標準的に出来ているので、これからはいよいよ18日、19日の建て方の準備に入る。

(施工:(株)名匠建設)

勝田U邸

やっと・・・配筋検査。それにしても9月の雨の影響はあまりにもひどい・・・。

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K邸は基礎の高さが地盤面から600mmとしている。通常は400mmなので1.5倍の高さ。たたでさえコの字型の平屋、しかも40坪を超えているので、配筋が出来上がった時の基礎の大きさとしては、佐和I邸以来の驚き。完成したらメチャメチャ大きくなるなぁ・・・(苦笑)。

 

(施工:(株)大貫ハウス)

稲田K邸

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