暮らしやすさの工夫
新しい住まいをつくろうとする時、「暮らしやすい住まいにしたい」と誰でも願う事でしょう。では暮らしやすい住まいとはどんな住まいでしょうか・・・。

【条件整理】
住まいを計画する際、内外様々な条件が存在しており、その複雑な条件を整理し、正確に分析する事が必要です。

敷地の条件…敷地の広さ・形状・高低差、接道条件、上下水道などの
インフラ、方位、眺望、隣接地の状況や敷地内の既存建屋の有無、そして法的な条件も建築基準法に始まり都市計画法や土地区画整理法、農地法等々。住まいの計画はこれら外部条件への適応形態として考えます。

家族の条件…家族の人数、年齢、夫婦の仕事、お年寄りの同居など家族構成の他、
資金や入居希望時期などの現実課題も含めて、住まいに対する夢や希望、価値観や優先順位をヒアリングさせて頂き、家族の暮らしをイメージしていきます。

【プランニング】
条件整理を少しずつ形にしていく作業で、住まいづくりの全課程の中で最も重要なステップで、以下の点に配慮しながらプランニングを進めていきます。

暮らしやすさの工夫2

・住まい手の暮らしに合わせて動線やゾーニングを考えた上で、それらを単純明快なプランで構成したシンプルな住まい。
・ダイニングキッチンを住まいの中心に配置して、そこにいると家族の気配が感じられ、家族が自然にダイニングに集まるようなオープンな住まい
・シンプルでオープンな住まいを維持するため、暮らしやすさを機能的な面からサポートする収納・水回りが充実した住まい
光や風、緑など外部の豊かな環境を住まいの中へ取り込むような自然とのつながりのある住まい。
・リビングやダイニングに設ける大きな窓が、周囲の視線から守られた庭やウッドデッキ、テラスへつながるプライバシーの守られた住まい
・しっかりした構造のなかにフレキシブルな居住空間と、メンテナンスに十分配慮した設備スペースを持つ更新可能な住まい。
・合理的でコンパクトなプランをベースにしつつ、必要な部分には必要なコストをかけ適切にコスト配分されたローコストの住まい

これらを考えながら50分の1の平面詳細図をキープランとして、模型やパースも提示し、時間をかけて納得出来るまで何度も打合せを重ね、プランを決定していきます。

【詳細設計】
正確な工事費を積算するためや、実際の工事をするための詳細設計を行います。
収納計画や建具工事などの細かな使い勝手や、耐久性や手触りなどを考慮した材料選定、家具・家電の配置、照明計画、設備機器選定、外構計画まで随時打合せを行い、希望する住まいへと具体化していく作業です。

【提案】
条件整理のヒアリング段階では要望に含まれていなかったことでも、
「こういう暮らし方が良いんじゃないか」「こんな提案なら価値観に合うんじゃないか」というアイデアを盛り込むようにしています。けして要望を無視したり否定したりするものではなく、住まいに対する要望を言葉に現して設計者に伝える事は非常に難しい事なので、言葉に出てこない要望をくみ取りながら最良の住まいを提案します。

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